
今回のテーマは、「市場(しじょう)」と「マーケットリサーチ」です。
「市場(しじょう)」という言葉を聞いたことがある方は多いでしょう。「市場価格」や「市場規模」といった使われ方をしますが、「市場(しじょう)」とはどのような意味なのでしょうか。また、市場を知るための方法の一つである「マーケットリサーチ」はどのように行えばよいのでしょうか。
以上の2つのテーマについて学んでみましょう!
「市場」とは?
「市場(しじょう)」とは、一般的には「ものやサービスを売り買いする場のこと」です。
別の言い方をすれば、「ヒト・モノ・カネ・チエなどの経営資源をトレードする場」とも表現されます。特に近年では、チエをサービスとして提供する個人・企業も増えてきました。テクノロジーやインターネットが大きく発展してきたことで、市場の領域が広がってきているといえるでしょう。
経営資源を分類すると、どのようなものが挙げられるかがわかりやすく整理された一覧表(作成:株式会社ロジカディア様)があるのでご参考にしてみてはいかがでしょうか。

「市場」の使い方
市場シェア・・・ある商品の生産(または販売)総額に対して、特定の企業の製品のそれが占めている比率のこと。マーケットシェア。
市場価格・・・市場において、需要と供給との関係によって成立する価格のこと。
市場調査・・・商品の販売促進、新製品の開発のために市場動向を調査すること。マーケットリサーチとも呼ばれる。
このような使われ方をされ、「マーケット」と同義として考えてよいでしょう。

※ 魚市場・卸売市場・証券取引所などの具体的な市場は「しじょう」ではなく「いちば」と表現されます。
「マーケットリサーチ」の方法
「新しいサービスをために、顧客のニーズを知りたい」「新商品が売れるかどうかの見込みを建てたい」‥‥。そんなときに、無料で市場のニーズや動向を調査することができるツール「Googleトレンド」をご紹介いたします。
今回は、「タピオカ屋さん」を開くことを想定して「タピオカ」の市場調査を行ってみましょう。









まとめ
今回は、「市場」と「マーケットリサーチ」について学びました。
価値を届けたい市場(=マーケット)を的確に分析することで、買い手が「具体化できてないけど欲しかった」と思えるような革新的な製品やサービスを打ち出すことも可能となるでしょう。
この記事が、起業を目指す皆さまのお役に立つことを願っています。