高校2年生で起業し、学べる恋愛ゲームを開発|山本愛優美

中学生の頃に地元の起業家育成プログラムに最年少で参加。以来、「4つの学生団体の立ち上げ」「中高生向けのコンサルティング」「プログラミング教室の開講」などさまざまな活動を意欲的に行ってきた山本愛優美さん。山本さんにとって「ときめきあふれる世界」とはどのような世界なのでしょうか。

山本 愛優美
SmartKiss代表。慶應義塾大学環境情報学部1年。学生団体の立ち上げを経て、高校2年時にNexstar (ネクスター) を開業。ときめきあふれる世界をつくるために、学べる恋愛ゲーム「SmartKiss」を展開している。


Q. 起業を志したきっかけは?

中学2年生までは叔母の影響で保育士になろうと思っていたのですが、あるとき、海外から帰ってきた親戚のおじさんに「起業」の存在を教えてもらったんです。今まで知ることのなかった「経営」や「ビジネス」の世界に魅力を感じ、保育士の他にも「起業」という選択肢が自分の中に加わりました。

また、ちょうどその頃読んでいた『銀の匙』という漫画の中で、進路を考えていた学生が、十勝の帯広市で起業をするという回があったんです。漫画の世界とはいえ、わたしと地元が同じで、境遇も似ていたそのキャラクターがロールモデルとなり「わたしにも起業ができるかもしれない」という希望になりました。

『銀の匙 Silver Spoon』【出典】RENOTE

Q. 高校生のときに立ち上げた「Nexstar」とは?

高校2年生の頃に「次の時代(Next)をつくる人たち(Star)と一緒に成長していけるような会社にしたい」という願いを込めて、「Nexstar(ネクスター)」という屋号で、中高生向けにコンサルティングの仕事をはじめました。

その活動を、さまざまなメディアに取り上げていただいたのですが、「高校生起業家」と呼ばれ続けることに違和感も感じていました。「高校を卒業した後の自分には何が残るんだろう?」「ほんとうにしたいことは何だろう?」と、高校3年生の時期に改めて自分を見つめ直す時間をつくりました。


Q. 現在展開している「SmartKiss」とは?

「自分のやりたいこと」についてたくさん考えた結果、わたしの原動力はいつも “ときめき” にあると気づきました。“ときめき” とは、「これをやりたい!」と思う瞬間的な気持ちから「あの人のために頑張れる」といったずっと心の中に残るような幸せな気持ちを指します。

そして、心のときめきに従ってつくっているサービスが「SmartKiss(スマートキス)」です。大学を舞台に、様々な分野を専攻するイケメン達との胸キュンを、マンガとゲームで提供しています。

山本さんのTwitter

Q. SmartKissはどんな人たちに使ってほしいですか?

メインは大学進学を考えている女子高生です。「大学のことがよくわからない」「進路選択で悩んでいる」そういう人たちに届いてほしいなと思います。

「感情」と「記憶」を結びつけることで学習の効果が高まることも実証されています。つまり、「胸キュンは忘れない」ということです(笑)

SmartKissのプレイ画面 ※画像は開発中のものです

Q. これからの計画はありますか?

ゲームの本開発も進めながら、Instagram・Twitterなど様々なプラットフォームを使ってSmartKissのマンガを展開していこうと考えています。沢山の人達に私たちの作るプロダクトを知ってほしいですね。


Q. 起業に興味のある中高生に伝えたいことはありますか?

「Try with strategy(戦略をもって行動せよ)」ですね。「とりあえず行動しよう」「まず第一歩を踏み出そう」という意見もあると思いますが、起業するのであれば「どのようにしてそれをやり遂げるのか」という戦略を考えながら第一歩を踏み出すのがベストじゃないかなと思っています。


【関連リンク】
SmartKiss
SmartKiss公式Instagram