株式会社expeet社長 若月舞子さん【独占インタビュー】

高校生の頃に起業を志し、ご縁を通して夢がある人を支援するためのスキルシェアアプリ「expeet」を展開する若月舞子さん。アプリが生まれたきっかけや、これまでの人生についてお話しいただきました。

若月 舞子
株式会社expeet代表取締役社長。慶應義塾大学環境情報学部卒。数社でウェブエンジニア・プロデューサーインターンを経験後、同社を創業。スキルシェアサービス「expeet」を展開し、夢を諦めない社会を目指す。


Q. なぜ、株式会社expeetを立ち上げたのですか?

日本だと、学校を卒業する時期になると就職活動をして、みんなと同じ時期に就職するというのが一般的だと思います。

でも、自分の本当にやりたいこと、例えば「自分は本当はエンジニアとして生きていきたいけど自信がない‥‥」という人たちも多いと思うんです。

「そういう人たちを支援する場所、自分の本当にやりたいことをやって生きていくためのプラットフォームをつくりたい」という思いからexpeetを立ち上げました。

縁を創り出す新しいスキルシェアアプリ「expeet」

Q. 若月さんにとっての原点とは?

わたしは、イランとロシアのハーフであり、みんなと違うという理由でいじめを受け「自分がマイノリティであること」にコンプレックスを抱いてる時期があったんです。

ちょうどその頃、AppleのCEOを務めることになったティム・クック氏が自分が同性愛者であることを公表し、「周りと違うことで悩んでいる人の助けになりたい」と思いを訴えているニュースを見て大きく勇気づけられました。

当時中学3年生だったのですが、彼の言葉に出会い「コンプレックスがあっても誰もが輝ける社会にしたい」と思ったのが自分の第一の原点です。

AppleCEOのティム・クック氏【出典】BuzzFeed

Q. expeetはどんな人たちに使ってほしいですか?

わたし自身、今にいたるまでにたくさんの人とのご縁に救われました。悩んでいたときに出会ったティム・クックさん、たまたま入った大学で出会った会社のパートナー、困ったときに手を差し伸べてくださった沢山の先輩起業家‥‥。様々なご縁がつながってexpeetが完成したということもあり「サービスを通してそういった人との出会い、つながりやご縁を体現したい」と考えるようになりました。

そういった考えが、expeetの根幹にある「自分のスキルを活かして生きることを望んでいる人たちを支援したい」という思いにつながっています。


Q. 課題や目指すべき成果はありますか?

expeetで出品できるスキルは、IT、エンタメ、美容、語学、ビジネス‥‥などたくさんあるのですが、カテゴリーを増やしすぎたことによって「expeet自体の特色がなくなってしまっている」というのが今の課題です。

カテゴリーを絞るか、新たに特色を加えるかなど、expeetを活用してもらうための方法を新たに思案中です。


Q. 株式会社expeetの計画とはどのようなものですか?

「次のスキルシェアをつくりたい」という一つのビジョンがあります。それは、従来のスキルシェアサービスように「お仕事だけの関係」にとどまらず、利用者の人生に影響を与えるような「つながり」や「ご縁」が生まれることを意味しています。

「expeetがあったことで、次の一歩を踏み出すことができた」「新しい人生を切り開くことができた」と言ってくれる人たちが増えることを願っています。


Q. 起業に興味のある中高生に伝えたいことはありますか?

わたし自身、焦って起業して、うまくいかないということが何度もありました。なので、焦って起業するよりもまず「何をしたいのか」を明確にして、あなたのアイデアを磨く時間を大切にしてください。

5W1H(なんのために・何を・誰のために・どこで・いつ・いくらで)をとことん考え、根拠をもつことができれば、同じアイデアをもった人にも負けない自信が生まれるのではないでしょうか。


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